シャトー・オー・ブリオン について
豊かな香りとエレガントさは唯一無二。グラーヴ地区唯一の格付1級シャトー。
数ある格付けシャトーの中でも非常に長い歴史をもつシャトーが、シャトー・オー・ブリオンです。
その歴史は古く1533年にまで遡ります。古くからポンタック家に所有され、ぶどう栽培を始めたことをきっかけに様々なファミリーに受け継がれながらペサック・レオニャン地区において紛れもないトップの座を手に入れることになるのです。1855年のボルドーの格付けでは最高位に選ばれました。
1855年に制定されたメドックの格付け中でシャトー・オー・ブリオンは唯一メドック地区以外から格付けに選出されました。
それもオー・ブリオンの持つずば抜けた品質の高さと、当時の取引金額、そして名声によるものだと言われています。
他の第1級シャトーと大きく異なる点はメルロー種の比率が高く、渋みが少なく滑らかな飲み口が特長。グラーヴ地区らしい香りや味の調和のとれた、親しみやすいワインです。
ロバート・パーカー氏に、「この偉大な一級シャトーは世界で最もエレガントでアロマの複雑なワインをつくっている。1980年代初め以降、オーブリオンほどの一貫性と輝かしい品質を示すシャトーはほかにない。」と絶賛されています。
シャトー・オー・ブリオン2020 の特徴・評価
2020年のオーブリオンは、ラミッションオーブリオンよりも芳香的に実証的であり、甘草、葉巻のラッパー、鉛筆の削りくず、うまく統合された新しいオークと混ざり合ったブラックベリーとラズベリーのアロマが溢れています。フルボディで、たっぷりと肉厚で、豊かで層状で、甘くて粉っぽいタンニンがたっぷりと詰まった果実の芯を包み込みます。2019年と同様に高いアルコール度数であるにもかかわらず、そのより粒状のタンニンプロファイルは、ヴィンテージのフルーツの甘さを和らげ、ワインに、よりクラシカルなプロポーションとよりクラシカルな構造のプロファイルを与えます。
ワイン・アドヴォケイト:99点
飲み頃:2028 - 2068
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