ドン・ペリニヨン について
ドン・ペリニヨンは、シャンパーニュの地で偶然にも瓶内二次発酵され生まれたスパークリングワインの生みの親である修道士、ドン・ペリニヨン氏にちなんで名付けられた、老舗ドメーヌです。
シャンパーニュの中でも長期の熟成を経て生み出されるヴィンテージ・シャンパーニュの草分け的存在で、一番下位ランクでも最低8年の熟成を要すると言われています。昔から素晴らしい作柄と認められたヴィンテージ以外はワインのリリースをせず、そのクオリティの高さと一貫した生産スタイルで瞬く間に国内外に熱烈なファンを増やしてきました。
歴史に名を馳せるルイ14世もヴェルサイユ宮殿で愛飲されたという逸話は有名なものです。ドメーヌの誇る最上級の畑から収穫されたピノ・ノワールとシャルドネだけを単一年のみ使用するという独自のスタイルを長く貫き続け、今なお世界中から愛されるシャンパーニュとして知られています。
ドン・ペリニヨン2002年 の特徴・評価
2002年シャンパーニュ地方は傑作と言われるほどの優良年!
ジョフロワ氏も「2002年ヴィンテージは非常に凝縮感があり、熟成のピークを迎えたブドウの力強さがよく表れていると同時に魅力的でいて複雑なワインである」と太鼓判を押しています。
最高の品質と深い味わいが相まって、国際オークションでは過去数年価格が非常に高騰している、非常に手に入りにくくなっていることも事実です。
シャルドネとピノ・ノワールの絶妙な調和から生まれる、バランスの良いまろやかでクリーミーな泡が口全体に広がり、華やかな存在感が長く余韻として残る偉大なヴィンテージです
ワイン・アドヴォケイト:96点
飲み頃:2012 - 2032
最終試飲日:2010/12/23