シャトー・オー・ブリオン について
数ある格付けシャトーの中でも非常に長い歴史をもつシャトーが、シャトー・オー・ブリオンです。その歴史は古く1533年にまで遡ります。古くからポンタック家に所有され、ぶどう栽培を始めたことをきっかけに様々なファミリーに受け継がれながらペサック・レオニャン地区において紛れもないトップの座を手に入れることになるのです。
1855年に制定されたメドックの格付け中でシャトー・オー・ブリオンは唯一右岸地区から格付けに選出されました。150年以上が経った今でも、それは変わることなく唯一無二の右岸シャトーとして、そして第1級格付けシャトーとして61シャトーの中にその名を連ねています。
シャトー・オー・ブリオン2008 の特徴・評価
2008年のオー・ブリオンは非常に奥深いです。 2008年のボルドーにおいて 並外れた品質のオー・ブリオンは、間違いなく「ワイン・オブ・ザ・ヴィンテージ」の候補です。カベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロー 41%、カベルネ・フラン 9% でブレンドされ、ダイナミックな香りのさらなる進化と、複雑さを現わしてきています 。 濃い紫色の後に、クレオソート、アスファルト、ブルーベリー、ブラックカラント、ジャム状のラズベリーの甘い香り、甘いタンニン、風味豊かで肉厚な口当たり、そして素晴らしいフィニッシュが続きます。 この信じられないほど純粋で高貴なワインは、ワイナリーの歴代のワインの中で最も小さな規模の生産量のひとつとなりました(通常の12,000ケースに対しわずか7,000ケースのみの生産)。 30年以上は飲み続けられるでしょう。
ワイン・アドヴォケイト:96点
飲み頃:2011 - 2041
最終試飲日:2011/5/2
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