シャトー・オー・ブリオン について
豊かな香りとエレガントさは唯一無二。グラーヴ地区唯一の格付1級シャトー。
数ある格付けシャトーの中でも非常に長い歴史をもつシャトーが、シャトー・オー・ブリオンです。
その歴史は古く1533年にまで遡ります。古くからポンタック家に所有され、ぶどう栽培を始めたことをきっかけに様々なファミリーに受け継がれながらペサック・レオニャン地区において紛れもないトップの座を手に入れることになるのです。1855年のボルドーの格付けでは最高位に選ばれました。
1855年に制定されたメドックの格付け中でシャトー・オー・ブリオンは唯一メドック地区以外から格付けに選出されました。
それもオー・ブリオンの持つずば抜けた品質の高さと、当時の取引金額、そして名声によるものだと言われています。
他の第1級シャトーと大きく異なる点はメルロー種の比率が高く、渋みが少なく滑らかな飲み口が特長。グラーヴ地区らしい香りや味の調和のとれた、親しみやすいワインです。
ロバート・パーカー氏に、「この偉大な一級シャトーは世界で最もエレガントでアロマの複雑なワインをつくっている。1980年代初め以降、オーブリオンほどの一貫性と輝かしい品質を示すシャトーはほかにない。」と絶賛されています。
シャトー・オー・ブリオン2012 の特徴・評価
2012 年のサウスウォルドのブラインドテイスティングで試飲した2012年のオー ブリオンは、非常に純粋なメルローからにじみ出る、ブラックカラント トローチ、カシス、イチゴの香りを伴うオープンで豊かなブーケを持っています。 味わいはミディアムボディで、2012年には珍しい贅沢な口当たりを持ちあわせています。丸みがあり寛大で、フィニッシュに向けてブラックプラムとブラックカラントが口の中で愛撫し、後味にはトリュフと白コショウの残留物が残り、15分後にはベーコンの脂肪またはイタリアの塩漬け肉のような、非常に豊かな風味が現れます。 このオー・ブリオンには愛すべきところがたくさんありますが、このブラインド ショーではラ・ミッション・オー・ブリオンと同じスコアを付けました。 2つのワインが成熟するにつれて、どちらが秀でたポテンシャルを出してくるのか、とても楽しみです。
ワイン・アドヴォケイト:96+点
飲み頃:2022 - 2055
最終試飲日:2016/10/29
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