ワイン・アドヴォケイト&ジェームス・サックリング&ヴィノス 3誌共にALL100点満点!
類まれなる超高評価!奇跡の2010年ヴィンテージ
シャトー・ラトゥール について
シャトー・ラトゥールは、ロバート・パーカー氏曰く「世界で最も凝縮感のある豊かで、フルボディなワインの1つ」と表現され、ボルドーの格付けシャトーにおいても最も力強い荘厳なワインという印象を確固たるものにしています。シャトーの名前でもある『ラ・トゥール(塔)』は、14世紀のか暫く続いた戦争の最中に建設され、敵から身を守るために使用された要塞でした。長らくシャトーのシンボルとしてラベルに刻まれ、今日に至ります。ジロンド川沿いに多くの畑を要するラトゥールは、優れたカベルネ・ソーヴィニヨンを育てる最高のテロワールの恩恵を受けながらも、それに甘んじることなく、常にワインを生み出すために革新的な改革を導入するなど品質向上に向けた努力を日々惜しまないシャトーです。10年ほど前からヴィオデナミ農法を取り入れたり、巨額の資金を投じて醸造施設や機械を一新しました。また長らく続くボルドーのプリムール販売から脱却するなど、伝統からの変化を恐れることなく改革を施し続けています。
シャトー・ラトゥール2010 の特徴・評価
2010年のラトゥールは深いガーネット色で、とてもパワフルな印象です。力強いクレーム・ド・カシス、キルシュトルテ、ブラックベリーパイの香りがグラスから溢れ出し、乾燥したバラ、葉巻の箱、香ばしい土、アニスと砕いた肉で燻製した肉の強烈な火花が感じられます。口に含むとフルボディで凝縮感があり、しっかりとした粒状のテクスチャーと素敵なフレッシュさがあり、豊かで贅沢な果実を壮大な長い余韻まで運びます。 今すぐ飲みたくなるほど誘惑されますが、このポテンシャルが瓶の中でさらに7~10年、その後50年以上続くことを考えると、非常に将来が楽しみなワインです。
ワイン・アドヴォケイト:100点
飲み頃:2024 - 2080
最終試飲日:2020/3/6
【ロバート・パーカー氏後日談】
このヴィンテージの完璧なワインのひとつである2010年ラトゥールをドメーヌで試飲した際、フレデリック・アンジェラは私にこう問いかけた。「もしあなたが2009年を100点とするなら、どうしてこれはもっと高くならないのですか?まあ、採点システムは100点止まりですし、私がワインについて書き続ける限りは続くでしょう。フルボディで、素晴らしく甘いタンニンを持つこのワインは、15年程度で最盛期を迎え、50年から100年続くであろう、驚異的で天才的な業績である。」
シャトー・ラトゥール 2010の気候状況
2009年の秋は穏やかでした。2010年の初月は特に寒く、乾燥していました。その後、芽吹きの遅れに気づきましたが、それはほぼ夏に近い4月まで通年通りではありませんでした。6月前半の雨と気温の低さにより、開花が遅れ、結果としてかなりの花が開かず、ぶどうの大きさにばらつきが生じました。
6月最後の10日間は、季節通りの通常の気温に戻るまで待たなければなりませんでした。水不足が一部の区画で6月末から起こり、7月には酷くなりました。一般的に、ブドウの木の成長が7月末に止まりました。メルローの収穫は9月20日に若いブドウの木から始まり、カベルネソーヴィニヨンは10月4日に始まりました。
シャトー・ラトゥール 詳細情報
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