シャトー・ラトゥール について
シャトー・ラトゥールは、ロバート・パーカー氏曰く「世界で最も凝縮感のある豊かで、フルボディなワインの1つ」と表現され、ボルドーの格付けシャトーにおいても最も力強い荘厳なワインという印象を確固たるものにしています。シャトーの名前でもある『ラ・トゥール(塔)』は、14世紀のか暫く続いた戦争の最中に建設され、敵から身を守るために使用された要塞でした。長らくシャトーのシンボルとしてラベルに刻まれ、今日に至ります。ジロンド川沿いに多くの畑を要するラトゥールは、優れたカベルネ・ソーヴィニヨンを育てる最高のテロワールの恩恵を受けながらも、それに甘んじることなく、常にワインを生み出すために革新的な改革を導入するなど品質向上に向けた努力を日々惜しまないシャトーです。10年ほど前からヴィオデナミ農法を取り入れたり、巨額の資金を投じて醸造施設や機械を一新しました。また長らく続くボルドーのプリムール販売から脱却するなど、伝統からの変化を恐れることなく改革を施し続けています。
シャトー・ラトゥール2000 の特徴・評価
2000年の7月と8月は暖かく乾燥した気候でしたが、9月中旬以降は少量の雨が降りました。 カベルネ・ソーヴィニヨン 77%、メルロー 16%、カベルネ・フラン 4%、プティ・ヴェルド 3% でブレンドされた 2000年のラトゥールは、深いガーネット色をしており、かなりしっかりとした骨格を持っており、エキゾチックな揚げたスパイス、海鮮、吸っていない葉巻の成熟したノートを感じさせます。 そして、お香の香りがするフルーツケーキ、ポプリ、鋳鉄製の鍋、シャルキュトリー。 ミディアムボディで柔らかく、贅沢で風味豊かな口当たりで、ミネラルを帯びた長い余韻があります。 今年は1万4000ケースが生産され、ファーストラベルが全体の生産量の48%を占めました。
ワイン・アドヴォケイト:97点
飲み頃:未記入
最終試飲日:2019/3/1
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