～最新ヴィンテージ新入荷～ シャトー・ラトゥール2016

ワイン・アドヴォケイト＆ジェームス・サックリング誌にて100点満点の驚異のグレートヴィンテージ

シャトー・ラトゥール について

シャトー・ラトゥールは、ロバート・パーカー氏曰く「世界で最も凝縮感のある豊かで、フルボディなワインの1つ」と表現され、 ボルドーの格付けシャトーにおいても最も力強い荘厳なワインという印象を確固たるものにしています。
シャトーの名前でもある『ラ・トゥール（塔）』は、14世紀のか暫く続いた戦争の最中に建設され、敵から身を守るために使用された要塞でした。 長らくシャトーのシンボルとしてラベルに刻まれ、今日に至ります。
ジロンド川沿いに多くの畑を要するラトゥールは、優れたカベルネ・ソーヴィニヨンを育てる最高のテロワールの恩恵を受けながらも、それに甘んじることなく、 常にワインを生み出すために革新的な改革を導入するなど品質向上に向けた努力を日々惜しまないシャトーです。
10年ほど前からヴィオデナミ農法を取り入れたり、巨額の資金を投じて醸造施設や機械を一新しました。
また、2011年ヴィンテージを最後に、「最高の飲み頃で味わってほしい」という理由から、ボルドーの多くの一流シャトーが行っているプリムール販売から撤退するなど、常にハイレベルな品質を追い求めています。 伝統からの変化を恐れることなく改革を施し続けているシャトーです。

シャトー・ラトゥール2016 のワイン・アドヴォケイト評価

Neal Martin氏評価：(98-100)点
飲み頃：2028 - 2070
鮮烈な輪郭と、抑えきれないミネラル感とテロワールの表現が感じられます。力強さというよりは、非常に端正で、おそらく同時に試飲した2005年ラトゥールよりも詳細に描かれています。
口当たりはミディアムボディで、驚くほど正確。まるで時計仕掛けのように、スイス時計（ピアジェを思わせる）のように正確に流れるワインの感覚に圧倒されるのです。驚くべき余韻の長さを備えつつも、軽やかさと精密さが共存し、もう一口と誘います。この地で20年にわたり樽試飲を続けてきた中で、私が味わったシャトー・ラトゥールの最高峰の一本に間違いなく数えられます。

Lisa Perrotti-Brown氏評価：100点
飲み頃：2025 - 2070
シャトー・ラトゥールの2016年グランヴァンは圧巻の一本。このドメーヌの矛盾した特徴（圧倒的な力強さと、忘れがたいほど美しい香り、洗練さを同時に備える）を完璧に体現しているのです。まさにボルドーの「鉄の拳を柔らかい手袋で包んだような」存在。
非常に深い紫がかった黒色を呈する2016年ラトゥールの香りは、最初はかなり閉じていますが、徐々に開いてチョコレートコーティングされたチェリー、甘草、赤いバラとスミレにインドのスパイス、ブルーベリーコンポート、ブラックカラントコーディアル、シガーボックスの香りが加わり、鉛筆の芯や鉄鉱石のニュアンスが漂ういます。ミディアムからフルボディ。口中に広がる濃厚な黒系果実の爆発的な味わいに、土壌・ミネラル・スパイスのアクセントが重なり、超熟したきめ細かな骨格とシームレスなフレッシュさが調和。非常に長く続く余韻は魅惑的な香りに包まれるのです。

シャトー・ラトゥール　2016の気候状況

穏やかで雨の多かった冬。春先は天候に恵まれ暖かく、葡萄は健全に生育。初夏も天候に恵まれ穏やかな気温が続き、開花は順調に進みました。7月、8月は非常に暑く乾燥しましたが、冬の間に蓄えらていた地下水のお陰で葡萄は水分ストレスを感じることなく順調に成長。9月も引き続き暑く乾燥し、葡萄は水分ストレスを感じ始めましたが、幸運にも少量の雨が降ったおかげで、葡萄は完全に成熟しました。
収穫はメルローが9月下旬、カベルネ・ソーヴィニヨンが10月上旬。2016年はハングタイムが十分に確保できた結果、果実とともにフェノールも十分に成熟したクラシックな偉大なヴィンテージとなりました。

シャトー・ラトゥール　詳細情報

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